れきしぶんか

ラ・プレリーとヘラルボニーのコラボレーション:アートとスキンケアが織りなす「まなざし」の美学

スイス発の高級スキンケアブランド「ラ・プレリー」が、異彩を放つクリエイティブカンパニー「ヘラルボニー」と手を組み、独特な美の世界を創造しました。この特別な共同企画では、知的障害を持つ作家の芸術作品が、ラ・プレリーのアイケア製品と融合し、消費者に新たな美意識を提案します。千葉県出身のアーティスト、市川浩志氏による絵画『マレー大韓馬鳥』に描かれた、まるで「まなざし」を思わせる無数の小さな円形モチーフが、今回のコラボレーションの核心です。この作品から着想を得て、ラ・プレリーが長年にわたり追求してきたアイケアの真髄に光を当て、目元に引き締まった印象と弾むようなハリをもたらし、凛とした輝きを放つ眼差しへと導く2ステップケアを提唱しています。この取り組みは、単なる製品販売にとどまらず、アートを鑑賞するように自身の肌と向き合う、特別な美容体験の機会を提供します。

ラ・プレリー×ヘラルボニー:美とアートの融合が織りなす限定プロモーション

2026年7月1日(水)から8月31日(月)までの期間、全国のラ・プレリーカウンターでは、特別なサマーアイプロモーションが開催されます。この期間中、ブランドの象徴的な目元用美容液「SC アイコンセントレート」(20ml、7万1280円)と、豊かなテクスチャーで目元にハリをもたらす「SC ラックス アイクリーム N」(20ml、6万5230円)が中心となります。これらの製品は、市川浩志氏の『マレー大韓馬鳥』のアートワークからインスパイアされた「まなざし」のコンセプトを体現しています。プロモーションの一環として、限定のアイトリートメントキット3種が数量限定で発売され、目元用クリームまたは美容液の現品に、同コレクションの化粧液や美容液、化粧水が組み合わされます。また、ラ・プレリー製品を税込3万3000円以上購入すると、コラボレーションデザインのファブリックハンカチが贈呈され、さらに税込8万8000円以上購入した方には、同デザインのシルクスカーフがプレゼントされます。これらの限定品やプレゼントは数に限りがあり、なくなり次第終了となります。店舗によっては取り扱い製品やプロモーション内容が異なる場合があるため、詳細は店頭にてご確認ください。

今回のラ・プレリーとヘラルボニーの協業は、美と芸術が互いに触発し合い、相乗効果を生み出す可能性を示唆しています。スキンケアは単なる外見のケアにとどまらず、内面の豊かさや自己表現の一環として捉えられ、芸術作品を通じてその価値がより一層深まることでしょう。このコラボレーションは、私たちに「美」という概念を多角的に捉え直し、日々のスキンケアに新たなインスピレーションと喜びをもたらしてくれるのではないでしょうか。

下町に息づく古民家カフェ:BLUE BREW COFFEE ROASTERが織りなす昭和と令和の融合

東京都墨田区京島は、太平洋戦争の戦火を奇跡的に免れた地域で、今なお昭和の面影を色濃く残す下町です。この歴史ある京島の片隅に、若き店主が新たな息吹を吹き込む喫茶店が誕生しました。2026年4月に開業した自家焙煎コーヒーショップ「BLUE BREW COFFEE ROASTER」は、築80年を超える古民家を改装し、現代的なセンスと伝統的な要素が見事に融合した空間を提供しています。駅からは少し距離があるものの、その魅力は遠方からも人々を引き寄せ、地元の人々だけでなく、海外からの訪問者も後を絶ちません。

この喫茶店の最大の魅力は、オーナーバリスタの関根健太氏が提供する、五感に訴えかけるコーヒー体験にあります。店内は、クスノキのカウンターや、近隣の古民家から再利用された屋根瓦を埋め込んだ床など、古材の持つ多様な風合いが訪れる人々を魅了します。メニューには、伝統的なラテやコールドブリューに加え、メルボルン発のクラフトチョコレートドリンク「モーク・モカ」といったユニークな品々が並びます。特に、エチオピア産の豆を使用したフィルターコーヒーは、柔らかな果実の香りと甘い余韻が特徴で、OREA製ドリッパーで丁寧に抽出されます。また、取っ手のない有田焼のカップは、コーヒーの温もりを直接手に感じてもらいたいという関根氏の思いが込められており、添えられる色彩豊かな和紙のカードには、コーヒーのフレーバープロファイルが記され、言葉以上の感覚的な体験を演出しています。スイーツもコーヒーとの相性を考慮して作られており、チーズケーキに添えられたピンクソルトやシナモンシュガーは、コーヒーの風味を一層引き立て、味覚の無限の可能性を探求させてくれます。

「BLUE BREW COFFEE ROASTER」は、単なるコーヒーショップではありません。それは、過去と現在、そして未来をつなぐ架け橋のような存在です。若きオーナーの情熱と創造性が、古き良き日本の文化と世界のコーヒー文化を融合させ、訪れる人々に忘れがたい体験を提供しています。この喫茶店は、京島の歴史的景観に新たな価値を加え、地域コミュニティに活気をもたらすだけでなく、人々に心の豊かさを与える場所として、その存在感を放ち続けています。

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「自分物語」の力で人生を豊かに:苦い経験を貴重な財産に変える

現代は価値観やライフスタイルが多様化し、明確な正解が見えにくい時代です。このような状況で、「自分には特筆すべき強みがない」「自分は大した人間ではない」と感じてしまうことは少なくありません。しかし、そうした自己認識を変え、人生を豊かにする新しい視点があります。

「自分物語」で、あなたの人生をデザインする

自分を主人公に据える「異端児風」設定の極意

「異端児風」の設定とは、一言で言えば「自分を主人公とした物語を創り上げること」です。具体的には、「主人公は何を追い求めるのか?」という「テーマ」と、「共感できる理想の主人公像は?」という「キャラクター」の二つの問いを深く考察し、これまでの人生の点と点を結びつけるように考えます。これは、単に華々しい経歴を羅列する一般的な自己紹介とは一線を画します。まず「テーマ」の設定についてですが、その素材となる「点(経験)」を見つけ出すには三つの秘訣があります。第一に、仕事だけでなく、幼少期まで遡って記憶を呼び起こすこと。第二に、出来事だけでなく、自分がどのような人間だったか、何が好きで何が嫌いだったか、という感情を掘り起こすこと。そして第三に、ほろ苦い失敗談や、心から楽しいと感じた経験を思い出すことです。特に、「子どもの頃から、自分は○○だった」という振り返りは、自己の本質的なテーマを見つけ出す上で非常に有効です。この「○○だった」は、ポジティブな側面でもネガティブな側面でも構いません。

過去の経験から「テーマ」と「キャラクター」を紡ぎ出す

ポジティブな「○○だった」の典型例は「○○が好きだった」です。一見すると関連性のない職歴も、広い視野で振り返ることで「○○が好き」という共通点が見つかることがあります。この「好き」を追求することこそが、自身の物語の主題となり得るのです。かつて、クライアントの中には「音響関連の職を転々としてきたが、これからは実家の旅館経営も手伝いたい。自分のキャリアには一貫性がない」と悩む女性がいました。私が「どのような幼少期を過ごされましたか?」と尋ねると、彼女は「実家の旅館で育ったので、自然の音を聞き分けるのが好きだったかもしれません」と遠い目をしながら語りました。そこで私は「音、あるいは音の効果に魅力を感じていらしたのですね。これまでの音響の仕事も、これからの静謐な旅館も、素晴らしい『音の響き』を追求することがテーマになりそうですね」と伝え、彼女自身のキャリアに一貫したテーマを見出す手助けをしました。ネガティブな「○○だった」は、「○○が嫌いだった」や「○○で失敗した」といった、苦い経験からの気づきに繋がります。例えば、「子どもの頃から、周囲に『○○ちゃんは△△な子』というイメージを押し付けられるのが、本当は嫌だった」と感じている方は少なくないでしょう。この経験は、見方を変えれば「自分の限界や殻を打ち破ること」、あるいは「他者が殻を破る手助けをすること」といった、胸躍る物語のテーマへと変換できる可能性があります。多くの物語が、苦い経験から始まるように、自身の物語においても、そうした経験は貴重な財産となるのです。

理想の主人公像を描き、物語に活力を吹き込む

テーマが見つかったら、次は主人公のキャラクター設定です。主人公は自分自身であるため、ゼロから全く新しい自分を作り上げるのは不自然かもしれません。ここでも、過去を振り返り、点と点をつなぎ合わせる作業が鍵となります。私が提案するのは、自分が愛読している小説やドラマ、漫画に登場する憧れのキャラクターに自分を重ね合わせる方法です。憧れのキャラクターに自分を投影すると、まるで自分もそのキャラクターと同じことができるような気がしてくるものです。実際、この現象は数多くの研究によって裏付けられています。例えば、ヒーローの主人公になりきっている子どもほど集中力が高まったり(※1)、活躍する働く女性キャラクターが登場するドラマを視聴した女性の方が、実際に同じ職種に就く割合が高まったり(※2)と、その効果は顕著です。好きなキャラクターと自分を重ね合わせることで、主人公としての自分が際立ち、イメージが明確になります。さらに、そのキャラクターは「応援したくなる」魅力的な存在へと昇華されるでしょう。これによって、自身の物語にワクワク感を加え、完成度を高めることができるのです。テーマとキャラクター。ここまで描けたら、自分を物語化するための設計プロセスは完了です。これらの振り返りは一人で行っても良いですが、心許せる友人と気軽に語り合いながらフィードバックをもらい、新たな気づきを得る方法も非常に有効です。もちろん、私のような個人コンサルタントに相談するのも一つの選択肢です(笑)。私は自身の個人コンサルティングを「働く女性の家庭教師」、略して「かてきょ」と呼んでいます。コンサルティングとは言え、そのスタイルは非常にカジュアルです。非日常的で洗練されたホテルのカフェで、お茶を飲みながらトーク番組のように楽しいおしゃべりをします。クライアントの「これまで」の歩みを自然に引き出し、それらの点を結びつけ、意味のある物語へと昇華させるお手伝いをしています。(※1)Rachel E White, Emily O Prager, Catherine Schaefer, Ethan Kross, Angela L Duckworth, Stephanie M Carlson/The “Batman Effect”: Improving Perseverance in Young Children Free/2016年12月16日『Child Development.』(※2)21st Century Fox, the Geena Davis Institute, J. Walter Thompson/The Scully Effect: I Want to Believe in STEM/2018年

著者紹介:タブタカヒロ氏のキャリアと「自分物語」

『モヤモヤが晴れる最強の魔法「自分ものがたり」で人生が変わる』の著者であるタブタカヒロ氏は、小学館から本書を1760円(税込)で刊行しています。タブタカヒロ氏はビジネスコンサルタントであり、「働く女性の家庭教師」としても活動しています。約20年のコンサルティング歴を持ち、外資系アパレル企業を経て外資系コンサルティングファームに転身。現在は大手総合コンサルティングファームで、クライアント企業の課題解決に尽力しています。週末には、コンサルティングとほぼ同時期に始めた「働く女性の家庭教師(通称:かてきょ)」として、個人のキャリア支援を行っています。その他にも、セミナー開催、大学での講義、コラム執筆などを通じて、専門用語を使わずに「おしゃべり」感覚で人々の想いを引き出し、その人らしいキャリアの方向性を「自分物語」として描き直すサポートを続けています。著書には『\かてきょ式/わくわく思考せんりゃく。』(すばる舎)があります。また、『外資系コンサルはなぜ、あえて「手書きノート」を使うのか?』(著:太田あや・KADOKAWA)では取材協力を務めました。彼自身の「自分物語」もすでに50巻を数え、「次の章」を更新し続けています。

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