ぐるめぶんか

両国の老舗「桔梗家」で味わう、江戸情緒あふれる夏の風物詩どじょう鍋

東京・両国にひっそりと佇む老舗「両国どぜう 桔梗家」は、93年の歴史を刻む伝統の味で、訪れる人々を江戸情緒の世界へと誘います。ここでは、夏の風物詩であるどじょう鍋が、昔ながらの製法と心遣いで提供され、多くの食通を魅了し続けています。

伝統と現代が息づく、両国「桔梗家」のどじょう鍋体験

創業93年の伝統が息づく下町の老舗

両国の地に根ざし、93年の歴史を持つ「桔梗家」は、下町文化の象徴とも言える存在です。店内に一歩足を踏み入れれば、靴を脱いで上がる籐の畳が敷かれた細長い座敷が、涼しげな趣を醸し出し、訪れる人々に安らぎと懐かしさを与えます。ここでは、単に食事をするだけでなく、江戸時代から続く庶民の粋な暮らしに触れることができます。

夏の風物詩、どじょう鍋の種類と魅力

「桔梗家」が誇るどじょう鍋は、「丸鍋」「骨抜き鍋」「柳川鍋」の三種類。最も人気のある「丸鍋」は、どじょうをそのままの姿で薄手の小鍋に並べ、甘辛い割下で煮込む伝統的なスタイルです。骨まで柔らかく煮込まれたどじょうは、特にお盆過ぎの産卵期には卵を持ち、この時期ならではの贅沢な味わいを楽しめます。たっぷりのネギと共にいただけば、その旨みは格別です。一方、「骨抜き鍋」は、頭と骨を取り除き開いたどじょうを、ささがきごぼうの上にのせて煮込む一品。ごぼうがどじょうと割下の旨みを吸い込み、食感のコントラストも楽しめます。三代目の堀木章夫氏の「ひと鍋に半々でも頼めますよ」という心遣いは、客への細やかな配慮を感じさせます。

どじょう鍋を彩る逸品と心地よいもてなし

どじょう鍋と共に、忘れずに注文したいのが「お銚子」です。熱々のどじょう鍋と冷たいお酒の組み合わせは、まさに至福のひととき。堀木氏は、どじょうが美容にも良く、女性客にも人気があると語ります。撮影は貝塚隆氏、取材は池田一郎氏によるもので、掲載されている写真や情報は当時のものですが、店舗の温かい雰囲気と料理への情熱は変わることなく受け継がれています。両国駅西口から徒歩5分の好立地も魅力の一つです。

『両国どぜう 桔梗家』店舗情報

『両国どぜう 桔梗家』は東京都墨田区両国1-13-15(両国橋際)に位置し、電話番号は03-3631-1091です。営業時間は11時から14時、および16時半から21時まで。日曜日と祝日は定休日となっております。JR総武線両国駅西口より徒歩5分とアクセスも便利です。ご来店の際は、念のため最新情報をご確認いただくことをお勧めします。

手軽に本格中華を!はくばくが新乾麺「刀削風麺」を発売

山梨県に拠点を置く食品会社「はくばく」は、家庭で本格的な中華料理を味わえる乾麺の新製品を発表しました。2026年9月1日より販売開始されるこの製品は、「刀削風麺」と名付けられ、そのユニークな食感と調理の自由度が注目されています。

昨今の物価上昇により外食を控える傾向が強まる中、消費者は自宅で外食のような特別な食事体験を求めています。特に「ガチ中華」や「麻辣湯」といった本格的な中華の味が人気を集めており、このようなトレンドが乾麺市場における「つゆなし中華麺」カテゴリーの成長を後押ししています。この背景のもと、はくばくはこれまで乾麺市場には存在しなかった中国山西省発祥の「刀削麺」に着目し、2年半の開発期間を経てその特徴的な食感を乾麺で再現することに成功しました。

本場中国の刀削麺は、麺の長さが均一でありながら、中央が厚く両端が薄いという独特の形状を持っています。これにより、薄い部分からはつるりとした滑らかな口当たりを、厚い部分からはもちもちとした弾力のある食感を同時に楽しむことができます。新開発された「刀削風麺」は、特殊な切り刃を用いることで、この刀削麺の「かもめ状」断面を再現しました。さらに、厳選された一等粉を100%使用することで、小麦本来の豊かな風味を最大限に引き出しています。

この製品のもう一つの特徴は、あえてスープを付属しない点にあります。これにより、消費者は麻婆豆腐の素や市販の鍋つゆ、混ぜつゆなど、さまざまな調味料と組み合わせて自由にアレンジでき、献立のマンネリ化を防ぎ、その日の気分に合わせた食卓を演出することが可能です。また、本格四川料理の有名店『スーツァンレストラン陳』の井上和豊シェフもこの麺を高く評価しており、炒め料理や煮込み料理にもその独特の食感がしっかりと残り、プロが認める品質であることを証明しています。

企業が心血を注いで開発したこの「刀削風麺」は、自宅で手軽に本格的な「ガチ中華」をリーズナブルに楽しむことを可能にします。多様なアレンジで、自分だけのオリジナル中華料理を創造してみてはいかがでしょうか。

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砂町銀座に誕生した新星焼肉店「スタミナ苑となり」の魅力

食通の間で話題の「予約困難」な焼肉店が数多く存在する中、その人気を牽引する要因は口コミやメディアでの紹介など多岐にわたります。本稿では、肉のエキスパートである小池克臣氏が太鼓判を押す、将来的に予約が取りにくくなると予想される焼肉店とその楽しみ方を深掘りします。今回焦点を当てるのは、砂町銀座に新しく誕生した「スタミナ苑となり」。長年地元で愛されてきた老舗焼肉店「スタミナ苑」のすぐ隣に開店したこの店は、三代目店主が新たな挑戦として異なるスタイルの焼肉を提供しています。ここでは、従来の店の良さを踏襲しつつも、より深化させた韓国料理と焼肉の融合を目指し、客との距離が近いカウンター席を中心に、おまかせコースで特別な食体験を提供します。モダンにアレンジされた韓国料理や、お酒と共に楽しめるサイドメニューも充実しており、居酒屋感覚で気軽に本格的な味を堪能できるのが魅力です。小池氏が常連である本店とは一線を画し、独自の進化を遂げたこの新店舗は、早くも行列が予想される注目の一軒となっています。

砂町銀座の歴史と新風:老舗の隣に生まれた挑戦

砂町銀座商店街に8月にオープンした「スタミナ苑となり」は、地元で長年愛されてきた老舗焼肉店「スタミナ苑」の三代目店主が手掛ける新形態の店舗です。この店は、昭和25年から続く本店が提供してきたファミリー向けの味付けとは異なる、より本格的でディープな韓国料理と焼肉のスタイルを追求しています。都営新宿線大島駅と東西線南砂町駅のほぼ中間に位置するこのエリアは、昔ながらの商店が軒を連ね、地域住民の生活に密着した活気があります。新店舗は、かつて小料理屋だった建物を改装しており、レトロな外観は周囲の商店街の雰囲気に自然と溶け込んでいます。広々とした本店とは対照的に、店内はカウンター席を中心に居酒屋のような落ち着いた空間が広がり、客と店主の距離が近く、会話を楽しみながら食事をすることができます。この新店舗は、三代目店主の「もっと深く韓国料理と町焼肉を探求したい」という情熱から生まれ、伝統を受け継ぎつつも新たな焼肉文化を創造しようとする意欲が込められています。

「スタミナ苑となり」は、砂町銀座という地域に根ざした場所で、新たな食文化の発信地として注目を集めています。本店が培ってきた肉の品質へのこだわりはそのままに、新店舗ではより洗練された韓国焼肉の楽しみ方を提案しています。本店は家族連れが多く、子供から大人まで楽しめるような万人受けする味付けが特徴ですが、「スタミナ苑となり」では、お酒に合うおつまみ感覚のサイドメニューや、現代的にアレンジされた韓国料理が豊富に用意されています。カウンター席では店主が焼いて提供するおまかせコースが中心となり、客は店主との会話を楽しみながら、最高の状態で提供される肉を味わうことができます。テーブル席では、本店とは異なる卓上ロースターを使用し、自分たちで焼き上げるスタイルを提供。どちらのスタイルでも、肉本来の味を最大限に引き出すシンプルながらも奥深い調理法が特徴です。昔ながらの韓国料理をベースに、店主独自のアイデアで多様な組み合わせや食べ方を提案し、訪れる客に新鮮な驚きと感動を与えています。この新店舗は、地域に新しい風を吹き込み、食通たちを惹きつける魅力に溢れています。

おまかせコースで堪能する、新感覚カウンター焼肉の魅力

「スタミナ苑となり」が本店と大きく異なる点は、カウンター席を主体としたレイアウトにあります。これにより、客と店主の物理的な距離が縮まり、よりパーソナルな食体験が提供されます。カウンター席では、店主が目の前で肉を焼き上げ、最も美味しい状態で提供する「おまかせコース」がメインとなります。このスタイルは、客が焼き加減を気にすることなく、店主との会話を楽しみながら、料理に集中できるという大きなメリットがあります。肉の仕入れは本店と同じく高品質なものを使用していますが、新店舗ではその肉の持ち味を最大限に活かすため、余計な小細工をせず、素材本来の味で勝負しています。さらに、お酒との相性を考慮したおつまみ感覚のサイドメニューや、現代的な要素を取り入れた韓国料理も充実しており、従来の焼肉店のイメージを覆す、居酒屋のような気軽さで楽しめる空間が魅力です。店主の独創的な発想から生まれる、伝統的な韓国料理をベースにした新しい組み合わせや食べ方は、訪れる客に新たな発見と感動をもたらします。

この新しい焼肉スタイルは、客の五感を刺激し、記憶に残る食事体験を創造します。カウンター越しに繰り広げられる店主の調理風景は、まるでライブパフォーマンスのようであり、食欲を一層掻き立てます。提供される肉は、店主の長年の経験と知識に基づき、その日の最高の部位が選ばれ、最適な焼き加減で提供されます。これにより、肉の旨みが最大限に引き出され、一口食べるごとに深い満足感を得ることができます。また、おまかせコースでは、肉料理だけでなく、旬の食材を使った一品料理や、伝統的ながらもモダンなアレンジが施された韓国料理も提供され、コース全体としてストーリー性のある食の旅を体験できます。店主は、来店した客一人ひとりの好みや気分に合わせて料理を提供するなど、きめ細やかなサービスを心がけており、それがまたこの店の大きな魅力となっています。テーブル席では、本店とは異なる最新の卓上ロースターが導入されており、自分たちで肉を焼く楽しさも味わえます。いずれの席でも、高品質な肉と店主の情熱が詰まった料理を堪能でき、伝統と革新が融合した新しい焼肉の形を体験できるでしょう。

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