京都・祇園に誕生した帝国ホテル新フレンチ「練」の魅力:伝統と革新が織りなす美食体験








京都の趣とフランス料理の妙技が織りなす、五感に響く美食の舞台
話題の新店、帝国ホテル京都「練」
今年3月、京都の風光明媚な祇園甲部歌舞練場跡地に、帝国ホテル京都が華々しく開業しました。この新たなランドマークの中で、ひときわ注目を集めているのが、フレンチレストラン「練」です。関西を代表するフードコラムニスト、門上武司氏も太鼓判を押すこの店は、開業以来、その独自の魅力で多くの美食家を魅了しています。
歴史を受け継ぐ建築美とスモールラグジュアリーの魅力
帝国ホテル京都は、国の登録有形文化財である「弥栄会館」の歴史的な意匠を見事に継承しつつ再建されました。全55室という贅沢な空間は、訪れるゲストに格別な滞在を約束するスモールラグジュアリーホテルとして、早くも高い人気を誇っています。
帝国ホテル初のカウンターフレンチ「練」
ホテル本棟2階に位置するフレンチレストラン「練」は、帝国ホテルのフランス料理店としては初のカウンター形式を採用しています。店名に冠された「練」という文字は、歌舞練場の「練」に由来し、「繰り返し手をかけ、より質の良いものにする」という料理に対する深い哲学が込められています。コの字型のカウンターはわずか10席、さらに2~8名用の個室が1部屋併設されており、プライベートな空間で至福の時間を過ごすことができます。
料理長・今城浩二氏の美食への情熱
「練」の厨房を取り仕切るのは、生粋の料理人である今城浩二氏です。幼い頃から料理に親しみ、帝国ホテル大阪で30年もの経験を積んだ後、ここ京都で料理長に就任しました。今城氏は、「二十四節気の移ろいを感じられる料理」を追求し、カウンターを「舞台」に見立てて、音、香り、温度といった五感を刺激する臨場感あふれる食体験を提供することを目指しています。
門上武司氏も絶賛するライブ感
フードコラムニストの門上武司氏も、「練」の魅力を「ホテルでありながら、割烹を思わせるカウンターの雰囲気とライブ感」と評しています。目の前で繰り広げられるシェフの妙技と、作りたての料理が提供される臨場感は、まさにカウンターフレンチならではの醍醐味です。
季節の移ろいを味わう至高のコース料理
「練」では、二十四節気に合わせた季節感あふれるコース料理が提供されます。今回は「芒種」と「夏至」の季節に楽しめる9皿のコース(税サ込38,000円~)の中から、珠玉の3皿が紹介されました。
琵琶湖の恵み「稚鮎のコンフィ」
コースの幕開けを飾る温前菜は、琵琶湖で獲れた新鮮な稚鮎のコンフィです。パート・ブリックで丁寧に包み揚げられた稚鮎は、サクッとした食感と凝縮された旨味が特徴。稚鮎のコンフィとクールブイヨンを合わせたほろ苦いソースが、その味わいを一層引き立てます。さらに、あおさのりとアサリのエキスを使った軽やかな泡が、磯の香りと共に料理に深みとアクセントを加えています。