名店の味を受け継ぐ新焼肉店「ニューみょんどん」が御成門に登場!







肉の専門家である小池克臣氏が推す、将来的に予約が取りにくくなることが予想される焼肉店「ニューみょんどん」が、東京の御成門に誕生しました。この店は、かつて神奈川で約40年間親しまれ、惜しまれつつ閉店した「明洞」の伝統的な味と温かい雰囲気を引き継いでいます。小池氏は、この新たな世代へと繋がる焼肉店の魅力を深く掘り下げて紹介しています。
御成門駅からわずか3分の場所に位置し、新橋駅や大門駅からもアクセスしやすい「ニューみょんどん」は、オフィス街の中でひときわ目を引くレトロな外観が特徴です。一歩足を踏み入れると、まるで昔からそこにあったかのような落ち着いた空間が広がり、昭和歌謡が流れる店内は、訪れる人々に心地よい時間を提供します。小池氏も「都会の中にありながら、昨年できたとは思えないような、昔ながらの佇まいが良い。知人に連れてきてもらってすぐにファンになりました」と、その居心地の良さと味の素晴らしさを称賛しています。
「ニューみょんどん」では、創業者の廣瀬宣夫氏が40年前に脱サラして始めた「明洞」の約120種類ものレシピを受け継いでいます。廣瀬氏は「アイス以外は全て手作り」を信条とし、深夜まで営業して地元の人々に愛されてきました。高齢により引退を考えていた廣瀬氏でしたが、その味を惜しむ常連客(現オーナーの大久保氏)が、最高の味と雰囲気を次世代に伝えたいと交渉。廣瀬氏も「若い人たちを応援したい」という思いから、この味の継承が実現しました。現在も廣瀬氏が料理の指導にあたり、料理長の濱嶋優氏と共に、肉への情熱と技術を次世代へと繋いでいます。この温かい人間関係と情熱が、店の素晴らしい雰囲気と料理を生み出しているのです。
この物語は、単なる飲食店の開店に留まらず、世代を超えた情熱と味の伝承という、温かく感動的な側面を持っています。古いものが消えゆく中で、その価値を見出し、新たな形で蘇らせる試みは、文化や伝統を大切にする日本の精神を象徴しているかのようです。温かい心と確かな技術が織りなす「ニューみょんどん」は、単なる焼肉店ではなく、人々の心に残る場所として、これからも多くの笑顔と感動を生み出し続けるでしょう。