ぐるめぶんか

学芸大学「タンドールルーム プレンカ」:スパイス香るワインバーの魅惑

東京・学芸大学にひっそりと佇む「タンドールルーム プレンカ」は、伝統的なタンドール料理と厳選されたワインが織りなす、新感覚の美食体験を提供する場所です。店主の岸田禎之氏が、自身の料理哲学とスパイスへの情熱を注ぎ込み、訪れる人々に忘れがたい味覚の旅を約束します。

タンドール窯が紡ぎ出す、至福のスパイスハーモニーとワインの出会い

異彩を放つタンドール窯とワインの融合:学芸大学の新星「タンドールルーム プレンカ」

学芸大学に誕生した「タンドールルーム プレンカ」は、中央に堂々と鎮座するタンドール窯が特徴的なワインバーです。インド料理店ではお馴染みのタンドール窯がワインバーに登場するという意外性が、訪れる客を魅了します。目の前で焼き上げられる旬の野菜やチキンは、その香ばしさと旨味が格別。店主の岸田禎之氏は、スパイス料理の巨匠である押上「スパイスカフェ」の料理に感銘を受け、その技術と精神を受け継ぎながら、独自の創造性を加えています。

伝統と革新が織りなす、スパイス香る絶品おつまみの世界

岸田氏が手掛けるおつまみは、伝統的な調理法を基盤としつつ、独自の視点から再構築された逸品揃いです。例えば、フランス料理の定番「ウフマヨ」にはスパイシーなソースが添えられ、中東のシーズニング「デュカ」は自家製で、ナッツやスパイスの食感を活かすため粗めに潰されています。さらに、乾燥ミントを加えることで、インド系のスパイスに清涼感がプラスされ、ナチュラルワインとの相性を高めています。冷製レバーとハツのアチャールや、タコとアボカドにマスタードオイルを効かせた一品など、どの料理もワインとのマリアージュを深く考慮して作られています。特に、タコとアボカドの料理は、ワサビと合う食材である点に着目し、マスタードの風味がワサビのニュアンスに近いことから、見事な調和を生み出しています。

「タンドールルーム プレンカ」が提案する、スパイスへの深い愛情

店主の岸田禎之氏は、「この店のためのデュカを作ろう」という想いから、中東発祥のシーズニングであるデュカを独自にアレンジしました。ローストしたナッツやスパイスをミックスする際、食感を際立たせるために手作業で粗く潰すというこだわりがあります。このデュカに乾燥ミントを加えることで、インド系のスパイスが持つ力強さの中に、爽やかで抜けるような清涼感をプラスし、料理全体のバランスと奥行きを深めています。この一品からも、岸田氏のスパイスに対する深い理解と愛情が感じられます。

店舗情報:「タンドールルーム プレンカ」へのアクセス

「タンドールルーム プレンカ」は、東京都目黒区鷹番3-7-13 弘洋ハイツ102に位置しています。東急東横線学芸大学駅西口から徒歩2分という好立地で、アクセスも便利です。営業時間は17時から23時まで、木曜日と不定休が定休日となっています。ワインだけでなく、ジン、ラム、カクテルなども豊富に取り揃えており、食後には焼きたてのナンとカレーで締めくくることも可能です。スパイス料理とワインの新たな可能性を追求するこの店で、心ゆくまで美食のひとときをお楽しみください。

家族の絆で守り抜く老舗の味:姉妹が紡ぐ『鰻かねいち 東上野』の新たな歴史

東京・御徒町に位置する老舗うなぎ店『鰻かねいち 東上野』は、単なる飲食店にとどまらない、家族の温かい絆が息づく場所として多くの人々に愛されています。急逝した先代の父が大切に守り抜いてきた秘伝のタレと、長年培われたうなぎを焼く技術は、今、二人の娘、鈴木幸子さんと紀子さんの手によって引き継がれています。伝統の味を尊重しつつ、新たな息吹を吹き込む姉妹の挑戦は、常連客だけでなく、新たな顧客をも魅了し続けています。

御徒町『鰻かねいち 東上野』:父から子へ、受け継がれる味と心

東京都台東区東上野に店を構える『鰻かねいち 東上野』は、昭和40年に先代の父が開業した歴史あるうなぎ店です。もともと問屋としてうなぎに深く携わってきた父の事業を、長女の幸子さんは約30年にわたり支えてきました。しかし、6年前に父が急逝。店を畳むことも考えられた状況の中、全く異なる業界でソムリエとして活躍していた次女の紀子さんも加わり、姉妹で力を合わせることを決意しました。父が遺した、うなぎの風味を最大限に引き出すタレの味を絶やすまいと、父の死からわずか1週間後には店の営業を再開するという並々ならぬ決意と行動力を見せました。

姉妹が目指すのは、父が生前愛した「国産の良質な素材を使い、しっかりと焼き上げる」という調理法です。このこだわりが、常連客から「先代の味と変わらない」「腕を上げたね」という喜びの声を引き出し、姉妹にとって大きな励みとなっています。また、「誰もが気軽に立ち寄れる店でありたい」という父の願いも受け継ぎ、特上うな重(漬物・きも吸付)を4400円という手頃な価格で提供。その価格設定は、訪れる客に「ありがたい」と感動を与えるほどです。

現在の店舗は、妹の紀子さんが持つソムリエとしての専門知識を活かし、うなぎ料理と相性の良いワインの提供や、白焼重といった斬新なメニューの開発にも挑戦しています。姉の幸子さんは「妹のアイデアは斬新で、時に驚かされます」と語り、互いの個性を尊重しながら、常に店の進化を追求しています。

『鰻かねいち 東上野』は、JR山手線御徒町駅・上野駅から徒歩7分の場所にあり、ランチタイムは10時から14時半(13時45分L.O.)、ディナータイムは17時から20時(19時L.O.)まで営業しています(土曜の夜は19時半L.O.)。日曜・祝日と第2土曜が定休日ですが、7月と8月は営業時間が変更になる場合があるため、事前の確認が推奨されます。

世代を超えて受け継がれる「味」が持つ力

この物語は、単に美味しい料理を提供する店の話に留まりません。それは、家族の愛情、故人への敬意、そして伝統を守りながらも新しい価値を創造していく勇気と挑戦の物語です。多くの老舗が後継者問題に直面する現代において、『鰻かねいち 東上野』の姉妹の決断は、私たちに深い感銘を与えます。父から受け継いだ味を大切にしつつ、それぞれの個性を活かして店をさらに発展させようとする姿勢は、ビジネスにおける「継承と革新」の重要性を教えてくれます。また、手頃な価格で高品質な料理を提供し続けることで、地域社会に貢献しようとするその心意気は、顧客満足を超えた「人情」が生み出す価値の大きさを改めて気づかせてくれます。家族の絆が織りなす温かい物語は、私たちに、何世代にもわたって受け継がれる「味」が持つ、計り知れない力と感動を伝えています。

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幡ヶ谷で発見!スパイシーな誘惑:タイ料理巡りの夜

幡ヶ谷の北口界隈では、刺激的な辛さを特徴とする飲食店が軒を連ね、食通たちの間で話題を集めています。今回、このエリアに集まる魅力的なスパイシーグルメの数々を巡る「スパイスナイト」と称し、選りすぐりの3店舗を訪れました。各店が提供する独自のタイ料理を味わいながら、幡ヶ谷の夜を存分に楽しむレポートです。

まず訪れたのは、ハーブの香りが食欲をそそる『タイ料理ミャオミャオ』。店内はタイの伝統的なチェック柄の布で飾られ、異国情緒あふれるキュートな空間が広がります。提供される料理は、シェフが現地の味を研究し尽くしたものばかり。特に、チェンマイとイサーン地方のソーセージを組み合わせた盛り合わせは、ハーブの繊細な香りが際立ち、まるで洗練されたビストロにいるかのような満足感を与えてくれます。この一皿は、980円で、自由な発想から生まれるタイ料理の新たな魅力を堪能できます。京王新線幡ヶ谷駅北口から徒歩約3分というアクセスの良さも魅力です。

次に向かったのは、気軽に立ち寄れる立ち飲みスタイルのタイ料理店『立ち飲みタイ料理maama(マーマ)』。屋台のようなディープな雰囲気を想像していたところ、実際は驚くほどスタイリッシュでモダンな空間が広がっていました。フレンドリーなタイ人店主ビンさんが迎えてくれる店内では、タイ東北部イサーン地方の料理をベースにした、スパイス豊かな小皿料理が楽しめます。辛さ控えめで優しい味わいの「ラープ」や、インスタント麺を使ったジャンキーながらも癖になる「ヤムマーマー」など、多種多様なメニューが揃っています。ビンさんとの楽しい会話も手伝って、ついつい長居してしまうほど居心地の良いお店です。幡ヶ谷駅北口から徒歩約2分とこちらも駅チカで便利です。

幡ヶ谷北口エリアは、新しいスパイシーグルメスポットとして注目を集めており、今回訪れた二つの店舗は、その多様性と質の高さを象徴しています。伝統的なタイ料理の枠にとらわれず、現代的なセンスを取り入れた店作りやメニュー展開は、訪れる人々に新鮮な驚きと喜びを提供しています。

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