専門家が語る:ブルゴーニュ産白ワイン「モンタニィ」の魅力とペアリング

ワイン売り場での選択は時に困難を伴います。数多ある種類の中から、失敗せずに最適な一本を選ぶためには専門家の意見が非常に参考になります。今回は、ワイン専門ECサイト「京橋ワイン」を運営するワインキュレーションの商品開発部、岡田氏が推奨する一本に焦点を当て、その魅力を深掘りします。
岡田氏が今回選んだのは、ブルゴーニュ地方の「モンタニィ」というアペラシオンから生まれる白ワインです。このワインは、軽快なシャブリと芳醇なムルソーの中間的な特性を持つと言われ、若いうちは爽やかな口当たり、数年熟成させるとナッツや蜂蜜を思わせる複雑な香りが楽しめます。特に2020年ヴィンテージは、今がまさに飲み頃だと岡田氏は推奨しています。このワインを造るシャルトロン・エ・トレビュシェは1984年に設立された生産者で、派手さよりもブルゴーニュ本来の上品なシャルドネを比較的求めやすい価格で提供することに定評があります。この「モンタニィ」に最適なペアリングとして、岡田氏は帆立のポワレ焦がしバターソース、レモン添えを挙げています。帆立の甘みと焦がしバターの濃厚さがワインの熟した果実味と絶妙に調和すると語ります。その他、鶏もも肉のクリーム煮や12~24ヶ月熟成のコンテチーズも素晴らしい組み合わせです。このワインは、気心の知れた人たちと過ごす週末のゆったりとした夕食や、夕暮れ時の明るい時間からチーズや魚介と共に楽しむのが理想的です。
この「モンタニィ」の白ワインは、辛口で穏やかな酸味を持ち、ミディアムボディの重さが特徴です。ワイン選びに迷った際は、このような専門家のアドバイスを参考にすることで、新たな味覚の発見につながります。食卓に豊かな彩りを添える一本として、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。