新しい観光列車「レ・サヴール・しま」デビュー:豪華美食の旅

近畿日本鉄道グループは、この秋に運行を開始する観光列車「レ・サヴール・しま」の詳細を公開し、その豪華な内外装を披露しました。この列車は「美食が誘う、優雅な列車旅」をテーマに掲げ、志摩の美しい景色を眺めながら、一流の料理を堪能できる特別な体験を提供します。利用客は、志摩観光ホテルの総料理長が監修する本格フレンチコース、あるいは近鉄・都ホテルズが提供するカジュアルなフレンチ膳の二つの選択肢から、好みに合わせた旅を選ぶことができます。この革新的な列車は、地域の観光を活性化し、旅に新たな価値をもたらすことでしょう。
豪華な美食体験と予約情報
「レ・サヴール・しま」は、2024年11月1日にデビューを予定しており、その運行に先立ち、9月1日午前10時30分から専用ウェブサイトで11月および12月分の乗車券の一般販売が開始されます。フレンチコース席は平日33,000円、土休日36,000円、フレンチ膳席は平日19,000円、土休日21,000円で提供されます。これらの料金には、乗車券、食事、ウェルカムドリンク、食後のドリンク、および諸税が含まれており、追加料金なしで充実した体験が保証されます。
この観光列車は、1日1往復、週6日の運行を基本とし、季節によっては週7日運行されます。停車駅は近鉄名古屋、伊勢市、宇治山田、五十鈴川、鳥羽、鵜方、賢島です。フレンチコース席は、下りが近鉄名古屋発から鵜方・賢島着、上りが賢島・鵜方発から近鉄名古屋着のみの設定となっています。全席指定の50席が用意され、1号車と2号車がフレンチ膳席、4号車がフレンチコース席となります。乗車券には近鉄名古屋からフリー区間(伊勢市から賢島間)の移動が含まれており、旅の計画を立てやすくなっています。
洗練された車両デザインとコンセプト
「レ・サヴール・しま」は、約8か月にわたる大規模な改造工事を経て完成しました。その外観は、志摩の美しい自然や海を想起させるような、洗練されたデザインが特徴です。内装もまた、優雅さと快適さを追求し、乗客が食事と景色を心ゆくまで楽しめるような工夫が凝らされています。各車両は、食事の種類に合わせて異なる雰囲気を持つように設計されており、フレンチコース席ではより上質で落ち着いた空間、フレンチ膳席では明るく開放的な空間が提供されます。
この列車のコンセプトである「美食が誘う、優雅な列車旅」は、地域の食文化と観光を結びつけるという強い意志を反映しています。志摩観光ホテルの総料理長である樋口宏江氏が監修したフレンチコースは、伊勢志摩の豊かな食材をふんだんに使用し、その土地ならではの味覚を五感で楽しむことができます。近鉄・都ホテルズが提供するフレンチ膳もまた、手軽にフレンチの味わいを楽しめるように工夫されており、幅広い層の乗客に魅力的な選択肢を提供します。車両のデザイン、食事のクオリティ、そして運行ルートのすべてが一体となり、他に類を見ない旅の体験を創出します。