米澤文雄シェフ監修!「柿の種タルタル」の意外な美味しさ

西麻布の「No Code」を率いる米澤文雄シェフと共同で発足した「タルタルソース研究所」が、今回は手軽に作れる「おつまみタルタル」の新たなバリエーションを提案します。その第一弾として紹介されるのが、意外な素材「柿の種」を主役にしたタルタルソースです。この斬新な組み合わせが、どのようにして食欲をそそる一品に生まれ変わるのか、その魅力に迫ります。
「飲めるタルタル」というコンセプトは、単なる料理の添え物としてだけでなく、ご飯や酒の肴としても楽しめるタルタルソースの可能性を広げます。米澤シェフは、「完成された味わい同士の組み合わせは、必ず美味しいハーモニーを生み出す」という持論を持っています。この哲学に基づき、既に味が確立されている万能タルタルを基盤に、様々な風味豊かな調味料や食材を組み合わせることで、多様な「新しいタルタル」が創造されると考えています。そうして生まれたのが、今回注目する「おつまみタルタル」なのです。研究のために集められた食材は、オイルサーディン、きゅうりの漬物、ブラックオリーブ、ドライトマトなど、それ自体が美味しいおつまみになりそうなものばかり。その中から、今回の主役が選ばれました。
「おつまみといえば、やはり柿の種が外せない」と、米澤シェフが選んだのは、誰もが親しんでいるピーナッツ入りの柿の種です。これを粗めに砕いてタルタルソースに加えることで、カリカリとした独特の食感と、卵のまろやかな風味が絶妙なコントラストを生み出し、ビールとの相性はまさに抜群。さらに、炒り胡麻を散らすことで香ばしさが加わり、おつまみとしての魅力が一層引き立ちます。シェフは、柿の種の代わりに砕いたせんべいを使用するアレンジも提案しており、せんべいの種類を変えることで、また異なる風味のタルタルが楽しめるとのこと。想像力を掻き立てられるこのカリカリでまろやかなタルタルは、一度食べ始めたら止まらない美味しさです。今年の夏は、この意外な組み合わせがもたらす美味しさとビールの絶妙なハーモニーをぜひ堪能してください。
この夏の暑い時期にぴったりの「柿の種タルタル」は、手軽に準備できるのが魅力です。基本的な万能タルタルに、砕いたピーナッツ入り柿の種15gと適量の白炒り胡麻を加えるだけで完成します。まず、万能タルタルを用意し、次に柿の種をラップに包んでワインボトルなどで軽く叩き、粗く砕きます。この砕いた柿の種をタルタルに混ぜ合わせ、最後に器に盛り付けて砕いていない柿の種を飾り、炒り胡麻を振りかければ、食感と香りが豊かな「柿の種タルタル」の出来上がりです。シンプルながらも奥深い味わいは、日々の食卓に新しい発見をもたらしてくれるでしょう。