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老舗ベーカリー「丸十製パン」:カレーパンとコッペパンの魅力に迫る

東京・板橋に根差す「丸十製パン」は、大正時代に端を発する『丸十ぱん店』の伝統を受け継ぎ、1951年の創業以来、一貫して日本独自のパン酵母製法を守り続けている老舗ベーカリーです。現在、板橋区内に三店舗を構え、その中でも特に「コク旨マルジューカレーパン」は、一日20回以上揚げられることで常に最高の状態で提供され、訪れる人々に温かい笑顔とともに届けられています。このカレーパンは、日本人が本能的に求める安心感と安定した美味しさを提供し、板橋の誇る逸品として地元住民に深く愛されています。また、店内には100種類以上の多彩なパンが並び、製造から販売、そしてカフェが一体となった駅前店では、焼きたて、揚げたて、作りたてのパンをその場で味わうことができ、香ばしい香りに包まれた憩いの空間は、地域のシンボルとして親しまれています。

老舗「丸十製パン」の絶品カレーパンとコッペパン:その美味しさの秘密

東京、JR板橋駅の西口を出てすぐの場所に位置する「丸十製パン」は、1951年創業の歴史あるパン屋です。大正時代にルーツを持つ『丸十ぱん店』の製法を受け継ぎ、日本で初めてパン酵母を用いたパン作りを守り続けています。この店の名物「コク旨マルジューカレーパン」は、その美味しさで「カレーパングランプリ」を三度も受賞しており、薄くてもちもちの生地に、特製のカレーが惜しみなく詰め込まれています。中にはゴロッとした肉や野菜がたっぷり入っており、それぞれの素材の旨味が凝縮された職人技が光る逸品です。揚げたてが一日20回以上提供されるため、常に最高の状態でその味を楽しむことができます。一口食べれば、カリッとした外皮と、ジューシーでコク深いカレーが口いっぱいに広がり、懐かしい味わいが五感を刺激します。このパンは、心地よいスパイスの刺激と安心感のある味が特徴で、年齢を問わず幅広い層から支持されています。また、店のもう一つの看板商品である「極厚メンチカツコッペ」は、「元祖コッペパン」の誇りを体現しています。国産100%の肉と野菜を使用し、特製の生パン粉で丁寧に揚げられたメンチカツは、程よい歯ごたえのコッペパンとシャキシャキのキャベツ、特製マヨネーズと辛子の絶妙なハーモニーが特徴です。さっぱりとした後味ながら、肉汁あふれる濃厚な旨味が楽しめる、まさに「語り継がれるべき逸品」として、地域の人々に愛され続けています。

この老舗ベーカリーが提供するパンは、単なる食品以上の価値を持っています。それは、長年にわたり培われてきた職人の技術と情熱、そして地域への深い愛情が込められているからです。一口食べれば、その歴史と心が伝わり、日々の生活に温かい喜びをもたらしてくれることでしょう。これらのパンは、忙しい日常の中でふと立ち止まり、手作りの温かさと確かな美味しさを再認識させてくれる、そんな存在です。

神戸トアロードに誕生したシャルキュトリの新星「Buvons」:フレンチと和の融合が織りなす美食体験

神戸の閑静なトアロードに、食通たちの熱い視線を集める新進気鋭のビストロ「Buvons(ブボン)」が誕生しました。この店は、元町で長きにわたり愛されてきた「頃末商店」がプロデュースを手掛け、フランス料理の伝統と日本の豊かな食材が見事に融合したシャルキュトリを提供しています。特に注目すべきは、パテ・クルート世界選手権で栄冠に輝いた塩見隆太郎シェフの類稀なる才能。彼の創造性あふれる料理は、訪れる人々にこれまでにない美食体験を約束し、ワインとの新たな出会いを演出しています。店内に一歩足を踏み入れれば、洗練された空間と、旬の素材を活かした独創的なメニューの数々が、五感を刺激する至福のひとときへと誘います。

神戸三宮「Buvons」:美食の新たな風を吹き込む

2024年1月、神戸三宮駅から徒歩10分のトアロード東側に、食の世界に新たな風を吹き込むビストロ「Buvons」が華々しくオープンしました。この店は、元町で四代続く歴史ある酒屋「頃末商店」が手掛けたもので、早くもワイン愛好家たちの間で話題沸騰中です。

「Buvons」の厨房を預かるのは、フレンチ界で11年のキャリアを持つ塩見隆太郎シェフ。彼は「神戸北野ホテル」で研鑽を積み、2022年には「パテ・クルート世界選手権」で輝かしい優勝を飾った実力者です。塩見シェフは、「シャルキュトリを日常に」という哲学を持ち、頃末商店の「新しいお酒との出会いや、お酒の魅力を知るきっかけになれば」という思いと共鳴し、このプロジェクトを始動させました。

店内は、カウンター6席とテーブル10席が配された洗練された空間。特注のワインセラーが目を惹き、訪れる客の期待感を高めます。料理はアラカルト形式で、パテ、ハム、テリーヌといったシャルキュトリが店の看板メニュー。その他にも、季節ごとのサラダ、メイン料理、食事メニュー、デザートまで幅広い選択肢が用意されており、カウンターの黒板には旬の素材を用いた「今週のおすすめ」が日替わりで並びます。

特に「ハム・パテ盛り合わせ」(3,930円)は必食です。定番の「Buvonsパテ」に加え、紅茶のリキュールでマリネした鴨とドライフルーツのパテ、香り高いゴボウと山椒のパテ、オリーブと炭火焼きパプリカのパテなど、そのラインナップは多岐にわたります。塩見シェフは「日本の食材を活かしつつ、フレンチの技術を融合させる」というこだわりを持ち、ゴボウや山椒、海苔、タケノコといった和の素材を取り入れた独創的なパテやテリーヌを創作しています。彼の言葉によれば、「ゴボウは日本のハーブ。その香りを最大限に引き出したかった」とのこと。

評論家の門上さんは、「まるでフランスのシャルキュトリが日本の地に出現したようだ」と評し、和の要素が加わることで「フランスと和の融合の可能性」を楽しみながら味わうことを勧めています。

また、「牛ハチノスのカツレツ」(3,850円)も「Buvons」ならではの一品です。リヨンでは馴染み深いメニューでありながら、日本では煮込み料理として供されることが多い牛ハチノスを、あえてカツレツに仕立てています。柴漬けのラビゴットソースとトマトの酸味が、力強いカツレツの風味を見事に引き立て、門上さんも「ラビゴットソースが秀逸!」と絶賛しています。さらに、明石の仲卸「つる一」から仕入れた新鮮な明石鯛を使ったムニエルは、定番の焦がしバターソースに海藻のパウダーを加えることで、より一層香り高く仕上げられています。

伝統と革新が織りなす、食の新たな価値

「Buvons」の登場は、単なる新しい飲食店のオープンに留まりません。それは、伝統的なフレンチの技法と日本の豊かな食文化が交差する、新たな食の価値創造を象徴していると言えるでしょう。塩見シェフの「シャルキュトリを普段着に」という思いは、特別な日のご馳走としてだけでなく、日常的に気軽に楽しめる美食としてのシャルキュトリの可能性を広げています。また、頃末商店の「新しいお酒との出会い」という理念は、食とお酒のペアリングの奥深さを再認識させてくれます。

この店が提案する「フランスと和の融合」は、食の多様化が進む現代において、消費者に新鮮な驚きと感動を与えています。日本の四季折々の食材が持つ繊細な風味と、フレンチの洗練された技術が織りなすハーモニーは、まさに唯一無二の体験です。「Buvons」は、食を通じて地域文化の活性化にも貢献し、神戸の美食シーンに新たな魅力を加える存在として、今後もその動向が注目されます。

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炸響鈴:音を食べる杭州名菜の秘訣

軽快な鈴の音を思わせるシャリシャリとした歯触りが特徴の「炸響鈴(ヂァシャンリン)」は、湯葉を揚げた魅力的な料理です。湯葉の独特な食感と風味を最大限に引き出すためには、揚げ方だけでなく、その前段階の準備にも熟練の技が求められます。外側はパリッと、内側はジューシーな肉餡の旨みが広がるこの一品は、まさに音までも味わうことができる美食体験を提供します。

この杭州名菜の調理において、最も重要な要素の一つが湯葉の巻き方です。きつく巻きすぎると、肉餡から出る水分が湯葉に吸収され、肝心なシャリシャリとした食感が失われてしまいます。かつて、料理人の山本豊氏が湯島聖堂で働いていた頃、中国料理研究部の指導者である中山時子氏から、音が不十分であると厳しく指摘された逸話があります。その原因は、湯葉をきつく巻き過ぎたことにあったとされています。山本氏によれば、「7分程度の緩さで巻く」ことが、理想的な食感を生み出すための秘訣です。この繊細な巻き加減が、湯葉が口の中で心地よい音を立てて崩れる食感の基盤となります。

さらに、揚げ方にも特別な技術が凝縮されています。まず、高温の油で湯葉の表面に急速に熱を加え、ふっくらと膨らませます。その後、油の温度を下げて中火にし、じっくりと時間をかけて肉餡の内部まで火を通します。この二段階の揚げ方によって、湯葉特有の軽やかな歯触りを損なうことなく、肉餡の旨味と一体化させることができます。最終的には強火に戻し、美しいきつね色になるまで揚げることで、外はカリカリ、中はふんわりとした完璧な仕上がりを実現します。この調理法は、なぜこの料理が「炸響鈴」と名付けられたのかを物語っており、咀嚼する際の音こそが料理の核心であることを示しています。

山本豊氏がこの料理にかけた情熱と、師である中山時子氏の教えが、湯葉包み揚げ「炸響鈴」の深い味わいと独特の食感に凝縮されています。軽やかな響きと共に、その歴史と技術の粋をぜひご堪能ください。

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