キリンビール「氷結 mottainai 不知火」新登場、フードロス削減への挑戦

キリンビールは、社会貢献と美味しさを両立させた新商品「キリン 氷結 mottainai 不知火」を発表しました。この取り組みは、市場に出回らない規格外の果実を有効活用し、フードロス問題の解決と果実農家への支援を目指す「氷結mottainai」プロジェクトの一環です。今回は、マーケティング部の関原友梨氏が、製品開発に至る背景や、不知火の美味しさを最大限に引き出すためのこだわりについて語りました。
「氷結mottainai」シリーズは、「もったいないを、おいしいに。」をスローガンに掲げ、これまで廃棄されていた果実に新たな価値を与えることを目指しています。キリンビールは、この理念に共感するDole社と提携し、「もったいないフルーツアクション」を通じて規格外果実の活用に取り組んでいます。特に、強風、台風、猛暑といった気候変動の影響で発生する熊本県産の不知火の規格外品に注目し、今回の共同開発が実現しました。
「氷結 mottainai 不知火」は、Dole社が産地との密な連携を通じて見つけ出した、熊本県産の不知火を使用したDole社との初の協働製品です。不知火は、「清美オレンジ」と「ぽんかん」の交配によって生まれた品種で、その特徴は、非常に瑞々しい果肉と高い糖度、そして濃厚な味わいにあります。製品開発においては、不知火特有の濃厚な甘みと、それを引き締めるほのかな酸味のバランスを重視し、氷結らしいすっきりとした爽快な口当たりを実現しました。
開発チームは、不知火の栽培農園を直接訪れ、生産者から果実の特性や栽培方法、そして現場が抱える課題について深く学びました。この直接的な対話から得られた知見は、製品の味作り、パッケージデザイン、そしてプロモーション戦略に大きく反映されています。特に、不知火の生産者自身にも試飲してもらい、彼らが最もよく知る不知火本来の味わいを再現することにこだわりました。
この商品は、主に20代から30代の若年層をターゲットにしていますが、幅広い層の消費者に手に取ってもらいたいと関原氏は述べています。「氷結 mottainai 不知火」は、「氷結 mottainai 浜なし」に続く通年販売される第二弾商品です。キリンビールは、このシリーズを常に手に取れるようにすることで、不知火の魅力や農家の情熱をより多くの人々に伝え、美味しい選択肢が社会課題の解決に繋がることを願っています。