名古屋駅に「線路上ラーメン店」出現!人気店「六厘舎」と姉妹店「舎鈴」が東海地方に初進出

名古屋の食通たちに朗報です。東京で絶大な人気を誇るつけ麺の有名店「六厘舎」が、JR名古屋駅の普段は立ち入ることのできない特別な場所に期間限定で登場しました。さらに、その姉妹ブランドである「舎鈴」も、名古屋の地下街に東海地方初の常設店をオープンし、名古屋のラーメン愛好家たちの期待を一身に集めています。これらの動きは、名古屋のグルメシーンに新たな風を吹き込み、多くの人々がその独特の味を求めて行列を作っています。この機会に、めったに味わえない特別な体験をしてみませんか?
名古屋駅に期間限定「六厘舎」と東海初「舎鈴」が賑わいを創出
2026年9月1日、JR名古屋駅の1番ホーム、かつては列車が発着していた場所が、美食の舞台へと変貌を遂げました。東京のラーメン激戦区でその名を馳せる人気つけ麺店「六厘舎」が、このユニークな空間に期間限定で出店し、多くのラーメンファンを魅了しています。この場所は、リニア中央新幹線建設に伴い閉鎖された後、2022年から期間限定の飲食店スペースとして活用されており、これまでに「世界の山ちゃん」や「人類みな麺類」といった人気店も出店してきました。
「六厘舎」の店舗は、1番ホーム上に調理場を設置し、その隣接する線路の上に構築された約300平方メートルの広大な客席空間で、最大60席を確保しています。ここでは、新快速列車や貨物列車が目の前を頻繁に通過するという、まさに「非日常」のロケーションで食事を楽しむことができます。入店客は、ホームでラーメンを受け取り、線路の上で座って食べるという、他に類を見ない体験ができます。松富士食品によると、このユニークな場所での出店は、名古屋ステーション開発からの熱心なオファーによって実現したとのことです。
提供されるメニューの中で特に注目すべきは、店舗限定の「特製海老つけ麺」です。六厘舎の代名詞ともいえる超濃厚な動物系と魚介系のスープに、海老の豊かな風味が加わり、別添えの海老粉を投入することで、さらに香ばしさと奥行きのある味わいが楽しめます。極太麺は小麦の香りが豊かで、スープとの相性も抜群です。この限定メニューは、訪問客に何度も足を運びたくなるような魅力的な一杯となっています。
一方、名古屋駅の改札を出てすぐの地下街「メイチカ」には、松富士食品が展開する姉妹ブランド「舎鈴」の東海1号店が、9月4日にオープンしました。舎鈴は「毎日食べられる」をコンセプトに、六厘舎よりもあっさりとした中濃スープが特徴で、現在全国に120店舗以上を展開する最大勢力のブランドです。リニューアルオープンしたばかりのメイチカは、うなぎの「まるや本店」や手羽先唐揚げの「風来坊」など、名古屋を代表する名店が軒を連ね、舎鈴も初日から長蛇の列をなしています。
舎鈴の名古屋店では、卓上に様々な味変アイテムが用意されており、サラリとしたスープともちもちとした中太麺の組み合わせが絶妙な一杯を堪能できます。特に、店舗限定の「名古屋台湾つけめん」は、名古屋名物の台湾ラーメンから着想を得た辛味と肉の旨味が凝縮されたパンチのある一杯で、数量限定のため早めの来店が推奨されます。
松富士食品は2024年に関西地方、JR大阪駅エリアのKITTE大阪への出店を皮切りに、関東圏外への進出を加速させています。2026年1月には牛丼チェーン「松屋ホールディングス」の傘下に入り、両社の流通網を活用したさらなる店舗展開が期待されています。しかし、現時点では東海地方への本格的な出店は未定とのこと。六厘舎や舎鈴をはじめとする松富士食品のブランドが、今後どれだけ東海地方で勢力を拡大していくのか、その動向から目が離せません。
今回の名古屋駅での「六厘舎」の期間限定出店と、「舎鈴」の東海1号店オープンは、単に美味しいラーメンを提供するだけでなく、非日常的な空間での食事体験や、地域に新たな食の選択肢をもたらすものとして、その意義は大きいと感じます。特に、名古屋駅の歴史的な場所を再活用し、新たな価値を生み出す試みは、今後の都市開発や商業施設のあり方にも一石を投じるのではないでしょうか。これらの店舗が、名古屋の食文化にどのような影響を与え、そしてどのように進化していくのか、一人の食愛好家として、心から期待しています。